2024年2月の2泊3日で香港旅行に行った際の旅行費用、プランなどをご紹介します。
*円換算は旅行当時のレート:1香港ドル=約20円で計算しています。
2泊3日香港旅行の総費用と内訳
トータル費用は約11万2千円
2泊3日の香港旅行の総費用は航空券やディズニーのチケット代も全て含めて11万2,715円でした。
円安(1香港ドル=約20円)の影響で物価は高く感じたものの、海外旅行としては安く行くことができました。
ホテルは早めの予約で安くすることと、食事は高級店よりローカルなお店を選ぶことがポイントです。
旅行費用の内訳
旅行費用の内訳です。
オクトパスカードという交通系ICカードに5,000円かかっていますが、デポジットの1,000円分も含まれています。
現金として使った金額
飲食店はクレジットカード支払いができない場所もありましたが、店頭の表示を見てなるべくクレジット利用可のお店を選びました。
現金として現地で実際に使ったお金は以下の通りです。
エアポートエクスプレス¥ 2,300
オクトパスカード¥ 5,000
お粥¥ 650
合計¥7,950
空港での換金は最小限に
空港に到着したらまず換金をする場合が多いと思います。
空港はレートが悪いので、必要最小限にとどめるのがおすすめです。
クレジットカードはカード会社によってレートが異なるので、複数枚持っている方は一番レートの良いカードを事前に調べておくといいです。
レート 1HKDあたり | |
プリペイドカード(VISA, B/43) | ¥ 20.10 |
クレジットカード(VISA, EPOSカード) | ¥ 19.60 |
空港 | ¥ 21.51 |
街中 | ¥ 19.61 |
上記の平均 | ¥ 20.20 |
空港で換金する場合は、空港から市内へ移動するお金(オクトパスカード200香港ドル)と、すぐに使う分があれば問題ないです。
後ほどご紹介しますが、iPhoneユーザーであればオクトパスカードのアプリをダウンロードして入金しておくこともできます。
この場合は、現地でのカードの購入が不要です。
飲食店やコンビニなど多くの店はオクトパスカードで支払いができます。
換金所は街ですぐに見つかりますので、追加で必要な分は街で換金するのがおすすめです。
2泊3日香港旅行のプラン
2泊3日の香港旅行のスケジュールです。
旅行スケジュール
- 8:30羽田空港発
北京乗り継ぎ
- 17:00香港空港着
香港駅で地下鉄に乗り変え
- 19:00尖沙咀で夕食
- 20:00シンフォニー・オブ・ライツ観賞
- 21:00ヴィクトリア・ピークで夜景観賞
- 23:00九龍のホテル到着
- 8:15ホテル出発
- 9:00中環観光
・ストリートアート
・『BAKEHOUSE』のエッグタルト - 11:00尖沙咀の本屋で買い物
- 12:00尖沙咀で飲茶
地下鉄で移動
- 14:00香港ディズニーランド到着
・アナ雪エリア
・ライオンキング
・プロジェクションマッピング - 22:00ディズニーランド退園
- 23:00ナイト・マーケット
既に店じまいをしていました。
- 23:30九龍のホテル到着
- 8:00ホテル出発
- 8:30九龍で朝食
- 9:15九龍のスーパーマーケットで買い物
- 10:30黄大仙祠観光
- 11:15黄大仙で昼食・買い物
- 15:00空港到着
- 15:45空港のディズニーストアで買い物
- 16:30空港で夕食
- 17:55香港空港出発
- 22:45羽田空港着
フライトの選び方
東京から香港行きのフライトは成田空港、羽田空港の両方から出ています。
香港と日本の時差は1時間です。
私の場合、往路はAirChina、復路はHK Expressを利用し、預け荷物なしで往復63,263円でした。
予約はbooking.comというサイトで行いました。
代理店から予約すると安くなるメリットがありますが、オンラインの事前チェックインができないため空港のチェックインカウンターの列に並ぶ必要があります。
時間がかかるので、2時間半~2時間前に空港に到着していると安心です。
羽田発~北京経由~香港行きフライトは長時間
往路(行き)はAir China航空の、北京経由の便に乗りました。
羽田ー北京(フライト約4時間/機内食1回)
→北京ー香港(フライト3時間45分/機内食1回)
羽田空港は第三ターミナルから出発します。
乗り継ぎ(1時間25分)→短いのではと思いましたが、乗り継ぎはパスポートを見せて手荷物検査をするだけでしたので、余裕をもって乗り継ぎができました。
この経路は北京で乗り継ぎをするため、直行便の2倍近く時間がかかります。
朝6時台に羽田空港に着き、香港空港に着いたのが17時頃でした。
安かったので満足していますが、長旅の疲れもあったのでLCCでもよかったかもしれません。
安くするなら、LCC(香港エクスプレス航空)
復路(帰り)はHK Express航空の直行便を利用しました。
香港ー羽田(フライト約4時間/機内食有料)
LCCは機内食に注意が必要です。
エアチャイナは機内食と飲み物が出ましたが、香港エクスプレスは格安航空のため、機内食も飲み物も有料でした。
香港エクスプレスのサイトで注意がありますが、自前の飲食物の持ち込みは禁止されています。
スタバのカップを持っている人はスタッフに没収されていました。
LCCの場合は空港でごはんを食べておくことをおすすめします。
ちなみに、旅行の相方が利用したキャセイパシフィック航空では機内食を事前に選ぶことができ、無料でアレルギー対応食やヘルシーメニューなどに変更が可能でした。
香港市街のホテル
佐敦駅から徒歩2分ほどの「トラベロッジ・カオルーン」というホテルに2連泊しました。
ベッド2台、シャワーと洗面所とトイレがついた広めのビジネスホテルのような部屋で、素泊まり1泊一人4,107円でした。
香港のホテル場所選び
九龍エリアであれば、佐敦駅の近くが便利でおすすめです。
私が利用したホテルは、徒歩2分のところに空港からのバスが停まり、地下鉄の駅も近くて立地はベストでした。
スタバ、コンビニ、スーパーも近かったです。
個人的には、シャワーの湯がしっかりと出るのもポイントが高かったです。
私は九龍側に泊まりましたが、ホテルの場所は香港島側の方が便利だと思います。
香港島には夜景が観られるヴィクトリア・ピークやストリート・アートなどの観光地が多いためです。
行きたい場所がどちら側に多く集まっているかでホテルの場所を検討してみてください。
香港での移動手段
香港での移動は主に地下鉄、バス、路面電車(トラム)です。
九龍⇔香港島の移動はフェリーも乗れます。
私は、地下鉄に8回、バスに3回、トラムに1回、フェリーに1回乗りました。
香港空港から市街地への移動
香港空港に着いたらまずは香港駅へ移動。
バスは所要時間45分間で820円、スーツケースの追加料金は不要です。
エアポートエクスプレス(高速列車)は所要時間24分間で2,300円(オクトパスカード利用で2,200円)です。
香港オクトパスカード(交通系ICカード)の買い方
オクトパスカードとは、日本のSuicaやPASMOのようにタッチで改札を通ることができ、電子マネーとしてコンビニや飲食店で支払いに使うことのできるカードです。
これがないと、電車に乗る度に切符を買う必要があります。
一日に数回電車やトラムに乗る場合は購入をおすすめします。
オクトパスカードの種類
オクトパスカードは主に3種類あります。
スタンダードオクトパス | ツーリストオクトパス | モバイルオクトパス | |
種類 | 物理カード | 物理カード | スマホアプリ |
デポジット (払戻し可能) | HK$50 | なし | HK$50 |
購入費用 (払戻し不可) | – | HK$39 | – |
初回チャージ額 | HK$150 | HK$0~111 (購入場所により異なる) | HK$100以上 |
メリット | ◎使用方法がわかりやすい | 〇カードはお土産に持ち帰れる | ◎事前に日本でチャージできる |
デメリット | △初回チャージ額が高い | △カード代HK$39が必要 | △AndroidスマホはHuawei のみ |
①スタンダードオクトパス
物理カードです。
初回チャージ額が高いので、現金をあまり使いたくない人は③のモバイルオクトパスの方がおすすめです。
デポジット:HK$50(HK$1=約20円)
初回チャージ額:HK$150
※デポジット払い戻しには、購入後3カ月以内だとHK$11の手数料がかかります。
②ツーリストオクトパス
物理カードです。
デポジットなしですがカード代HK$39が必要になりますので、①のスタンダードオクトパスでデポジットを払い戻す方がお得です。
デポジット:なし
購入費用:HK$39
初回チャージ額:HK$0~111(購入場所により異なる)
③モバイルオクトパス
iPhoneとHuawei のスマホのみ対応しています。
iPhoneのWallet機能を使うか、オクトパスアプリをインストールすることで、物理的なカードなしでオクトパスカードが利用でき、クレジットカードからチャージも可能です。
デポジット:HK$50
初回チャージ額:HK$100以上
※デポジット払い戻しには、購入後3カ月以内だとHK$11の手数料がかかります。
詳細は以下をご確認ください。
iPhoneまたはApple WatchのOctopus – Octopus Japan
スタンダードオクトパスとモバイルオクトパスがお得です。
モバイルオクトパスは、日本で設定しておけるので便利です。
オクトパスカードの購入場所
①スタンダードオクトパス
MTRの駅の有人カウンターで現金で購入が可能です。(競馬場駅以外の全駅)
空港の駅でも購入できます。
その他に、フェリー埠頭ターミナル、リョンキン駅、タウンセンター駅、元朗駅、天室駅、長洲桟橋、梅窩埠頭、中央埠頭5、中央埠頭6のカスタマーサービスセンターでも購入できます。
②ツーリストオクトパス
以下の場所で現金で購入が可能です。
①空港駅(香港国際空港)と香港西九龍駅のオクトパス販売機
②コンビニ(セブンイレブンまたはサークルK)
③空港のターミナル1、L5、到着前入国審査(制限エリア)
④九龍ビジターセンター
③モバイルオクトパス
iPhoneのWallet機能を使うか、アプリをインストールして購入できます。
iPhoneまたはApple WatchのOctopus – Octopus Japan
オクトパスカードのチャージ方法
【物理カード】
駅の機械でチャージができます。
使用できるのは基本的に現金のみで、最小単位はHK$50です。
【モバイル】
iPhoneのWalletアプリを使ってチャージができます。
香港トラムの乗り方
2階建ての路面電車で、街の景色を眺めることができる香港名物です。
香港トラムもオクトパスカードが使えます。乗車の時に運賃を払います。
香港フェリーの乗り方
スター・フェリーという名前で、尖沙咀から中環の間を約9分間で運航します。
料金は片道100円。
地下鉄で移動するよりも安く、乗り心地も良くておすすめです。
乗り場に着いたら、改札でオクトパスカードかクレジットカードで支払いし、船が到着するのを待ちます。
船が来たら、そのまま乗船するだけ。
降りるときも何も手続きは要りません。
まとめ
2泊3日の香港旅行の費用は航空券やディズニーのチケット代も全て含めて11万2,715円でした。
2泊3日では時間が足りないかと思いましたが、香港は東京都の半分ほどの大きさのため移動時間が少なく、観光地を色々回ることができました。
香港はかつてイギリス領土だった歴史があり、その名残か独特の文化を感じることができます。
気温は一年を通して温暖で、冬の時期にも行きやすいです。
物価が高いことを除けば、旅行先としてとてもおすすめです。
香港旅行に興味のある方は、以下の記事で香港ディズニー、香港のお土産などもまとめていますので、ぜひ一度ご覧ください。