パリ、ベルギー、バルセロナを5泊8日で巡るモデルコース

パリ、ブリュッセル、バルセロナの3都市を5泊8日で訪れたモデルコースと費用をご紹介します。

予定を詰め込んだ欲張りなプランになっていますので、後述する調整方法も参考にしてみてください。

5泊8日のモデルコース

以下の順番で回りました。
パリ
↓
ブリュッセル
↓
バルセロナ

飛行機は東京→パリ、バルセロナ→東京の方が逆の場合よりも安かったため、この順番にしています。

Day0：飛行機（東京→乗り継ぎ1回→パリ）
Day1：パリ
ヴェルサイユ宮殿・ノートルダム大聖堂・サントシャペル・アウトレットモール
Day2：パリ
ディズニーランド
Day3：パリ→ブリュッセル→パリ
グランプラス・ルーブル美術館・百貨店
Day4：パリ→バルセロナ
カタルーニャ音楽堂・グエル公園・ガウディ建築
Day5：バルセロナ
サグラダファミリア・サンパウ病院・フラメンコ
Day6・7：飛行機（バルセロナ→乗り継ぎ1回→東京）

このプランのアレンジとして、以下のように変えることもできます。

◆Day2を「モンサンミッシェル観光」に変更
モンサンミッシェルはパリから片道約4時間半～5時間。日帰りで丸1日かかります。
移動はバス（Keolis）が便利ですが、本数は少なく時間の縛りが出てきます。
到着日の観光には向かないため、2日目以降の計画に入れるのが無難です。

◆Day3のブリュッセルを省き、パリ観光を充実させる
ルーブル美術館の滞在時間を長くしたり、エッフェル塔やサクレ・クール寺院など定番名所を追加したりできます。
パリでカフェやショー観賞も満喫するなら、ブリュッセルの代わりにパリ観光に時間を使ってください。

◆日数を増やしてゆったりプランに変える
上記のモデルコースは、効率的に見どころを回る短期集中型です。
夜遅くまで遊び、朝早くから行動する日も多いです。
忙しく動き回るのが苦手であれば、1〜2日追加して観光地を分散させましょう。

◆日数を減らしてコンパクト旅に
長期休暇が取れない場合は、以下の主要エリアに絞るのがおすすめです。
・パリ： メトロのゾーン1（ルーブル美術館、エッフェル塔、モンマルトルなど）

・バルセロナ： カタルーニャ広場〜サグラダファミリア周辺
移動時間を減らせば、限られた日数でも充実させることができます。

旅行にかかった費用

総額で一人当たり、36万円程度＋お土産代でした。

※レートは、1€＝167円（外貨交換の手数料を加味した値）で計算しています。

旅行費用内訳

旅行費用の内訳は以下の通りです。

費用を抑えるポイント

旅行費用の中で、最も大きな割合を占めるのはホテルと航空券です。
レートが悪かったとしても、ホテルと航空券が安くすめば、全体の費用は抑えられます。

ホテル・航空券のみのツアーを探すのもおすすめです。
以下のポイントを押さえれば、ホテル+航空券で30万円以内のプランは比較的簡単に見つかります。

海外航空券＋ホテル【トラベルウエスト】

ハイシーズン（7～8月）を避ける

ハイシーズンである7月・8月は、飛行機もホテルも高くなります。

私は5月のゴールデンウィークで行き、航空券とホテル代を安く抑えることができました。
旅行中は気候で困ることもなく、ハイシーズンを外しても十分快適に楽しめます。

パリの秋・冬は日照時間が短く曇りや雨の日が多くなるため、4月・5月がおすすめです。

航空券は乗継便を利用する

直行便よりも乗継便の方がチケット代は10万円程度安いです。
その分、移動に時間がかかるのはデメリットになるので、予算と相談して選ぶといいでしょう。

ホテルは相部屋にする

1人部屋より、2人部屋や3人部屋を割り勘した方が安くなる場合が多いです。
また、ホテルは早めに予約した方が費用を抑えられます。

ただし、宿泊費を抑えるためにグレードを落とすのはおすすめできません。
ホテルに実際に泊まった印象は以下の通りです。

3つ星ホテル⭐️⭐️⭐️
・ビジネスホテル程度の快適さ。
・寝泊まりは問題ないが、清潔さや設備に難ありの場合も。

4つ星ホテル⭐️⭐️⭐️⭐️
・快適に過ごせる。
・サービスが行き届いており、清掃・スタッフ対応・設備も良い。
・ランドリー付きのホテルも多い。

最低でも3つ星以上のホテルを選ぶのが安心です。

もっと費用を抑えるなら

入場料を抑える

建物の見学は積み重なるとかなりの金額になります。
例えば、バルセロナのカサ・ビセンス、カサ・ミラ、カサ・バトリョという有名な建築物を見学すると合計1万3千円以上かかります。
入場料が高すぎると感じたら、外観のみの見学にするのも一つの方法です。

食事代がかかりすぎないようにする

日本に比べると、ヨーロッパは外食費が高いです。
レストランで食事をするなら、コスパの良いランチがおすすめです。
夜は、テイクアウトやカフェを活用すると良いでしょう。

一般的な価格帯は高い順に以下の通りです。
高級レストラン＞カジュアルレストラン＞カフェ＞スーパー

日ごとの詳細プラン

1日目_パリ（ヴェルサイユ宮殿・ノートルダム大聖堂・サントシャペル・アウトレットモール）

2日目_パリ（ディズニーランド）

3日目_パリ・ブリュッセル（グランプラス・百貨店・ルーブル美術館）

4日目_バルセロナ（カタルーニャ音楽堂・グエル公園・ガウディ建築）

5日目_バルセロナ（サグラダファミリア・サンパウ病院・フラメンコ）

まとめ

パリ、ブリュッセル、バルセロナの3都市を5泊8日で訪れたモデルコースと費用を紹介しました。

旅行中は、交通渋滞や電車の遅延で予定通りにいかないことも何度かありました。

余裕を持ったプランを組み、時間指定の予約がある場合はその前の予定を空けておくことをおすすめします。

また、旅行費用を抑えるには航空券とホテル代を安くすることがポイントです。

パリ行きの飛行機は以下の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

【東京からパリのフライト比較】直行便と乗り継ぎ便の飛行時間や航空券費用 | アビテ・フランス